- 「今すぐ行動したい人」へ向けた『In other words, hold my heart』
https://note.com/bbns/n/n8471a0a68b10 - 「知りたい人」対策の『In other words, I love you』
https://bbns.jp/knowledge/1753/ - 「知りたい人」へ働きかけ、自分事にさせる『In other words, darling kiss me』
https://note.com/bbns/n/n84bb0dd4cae4
これまでの3回分に引き続き、「SEO・マーケティング 入門 2026」第4弾。
「知りたい人」の興味関心を強く引き、自分事にさせれば十分な気もしますが、まだ大事な要素が欠けています。それは「アナタだから」と選ぶ理由です。
本来であれば、最初に触れそうな要素について意図的に無視してきました。
そこをスタート地点にすると、表層的な話で終わってしまう上に、実務に結びつく可能性が低いので、優先順位をグッと下げていました。
しかし、最後まで無視し続けることはできません。
不特定多数の中から、「コレにする」とユーザーへ明確な根拠や理由を手渡さない限り、「興味がある」レベルから深い関係に至ることはないでしょう。
だから、今回のテーマはタイトルでもある、”please be true”。
「アナタだから」というUSPをあえて”please be true”と結び付けながら、考えていきましょう。
選ぶ側には、理由が必要
「知りたい人」への働きかけが成功し、無事に「行動したい人」へ変わりつつあるとしましょう。
ドンピシャのタイミングで、”darling kiss me”と自分事化が済んだ状態でアプローチしたら、相手はかなり動揺するはずです。
ただし、まだ論理的にも感情的にも、行動に移す決定打が欠けています。
「なぜ、それに応えるのか」や「なぜ、アナタを選ぶのか」という理由や根拠、行動した後の自分や周囲に対する言い訳が不足していると、動くに動けないのが普通です。
勢いや情熱に突き動かされ、後先考えないまま行動に移せるのは、一部の人に限られます。
相応のお金を払う意義や理由がなければ、自分にも、周囲にも説明できないからです。
コレでは、気持ちよく決済できません。
アナタを選ぶ論理的、または同義的な理由を強化すること。
そして、アナタでなければならない感情的な理由も、更に補強してあげること。
それがUSPやMVV、世界観を必要とする理由です。
直接的な競合他社や、間接的な競合となる代替まで、選択肢は無数に存在します。
更に、「選ばない」や「行動しない」という選択肢も、常に有効です。
その状態から、選びたくなる理由や、自分自身やステークホルダーを説得するための根拠を、提供する側が自ら提示してあげましょう。
今なら、浮つかない
USP(Unique Selling Proposition:独自の売り)や、組織の根幹となるMVV(Mission:存在意義、Vision:理想の未来像、Value:価値観・行動指針)は、本来なら最初に着手する要素でしょう。
市場の中で、自らをどう位置づけるかというポジショニングや、競合分析、強みとなるリソースの棚卸しといった作業も、事業計画を立てる段階で取り組むはず。
しかし、具体的なものが何も見えていない状態で取り組んでしまうと、現実味のない机上の空論や、理想を過大評価した身の丈オーバーの「浮ついた」USPやMVVに落ち着きがちです。
事業計画を作成する段階や、資金調達に挑む段階で、専門家や金融機関の担当者から、厳しい指摘を受けるかもしれませんが、それでもまだ優しい鞭でしょう。
世間や現実は、何倍も優しくないと、走り出してしばらく経ってから気がつくものです。
でも、今回はそこを逆転させています。
「今すぐ行動したい人」を着実にグリップするところから始まり、「知りたい人」へ向けた最大公約数的な守りの情報提供に取り組み、「行動したい人」になるよう細分化したアプローチにより、自分事化と行動とを促しています。
後は、積み上げてきたものを崩さないよう、「自分たちならでは」のポイントを整理するだけ。
壮大な演出も、不自然な立ち居振る舞いも不要です。
素直にありのままを見せ、自然な魅力を丸ごと伝えるだけで十分でしょう。
良いところだけを過度に粉飾せず、アバタもそばかすも隠さない。
甘さも苦さも、地に足をつけて100%を見せつける。
それが真に目指すべきUSPや、MVVです。
伝えたい相手が違和感を覚えるような表現や、腰をひかせてしまう伝え方は厳禁です。
もちろん、誇大広告や優良誤認、ステルスマーケティングもNG。
自分に合った身の丈をそのまま、伝えましょう。
ちょっとした背伸びはアリ
身の丈や、飾らない自然体の姿、在りのままを誠実に伝えることは好感に繋がるでしょう。
でも、同じ自然体の範囲内で、ちょっとだけ格好をつけたり、他所行きのドレスアップをするといった「背伸び」ぐらいなら、問題ありません。
清潔感を求めて身繕いしたり、綺麗になりたいとエステに通ったり、スタイリストにメイクを施してもらったり。ちょっとしたスターの気分で、板の上でスポットライトを浴びながらポーズを決めることも、時には必要です。
何より、その「格好つけ」にこそ、アナタの個性や美的感覚が現れます。
ちょっと投資してでも表現したい自分を、周囲に見せつけましょう。
つまり、キャッチコピーやタグライン、About usなど自分たちの世界観を伝えるためのテキストを、全くのシラフかつ四角四面な態度で考えなくてもいい、ということです。
悪酔いは厳禁ですが、ほろ酔いぐらいの感覚でテーマやモチーフを決め、それにちなんだ表現でフレーバーテキストを考えるのは、むしろ健全で自然なやり方です。
アナタらしさやこだわりで、全体を個性的に染め上げましょう。
アタマもココロもカバーせよ
ただ個性をアピールするだけでは不十分です。
論理も感情も補強して、アタマもココロも掴みましょう。
論理であれば、今までの実績やリソースなどの根拠に基づく強みや、独自性を発信すると良いでしょう。
選ばれる理由や、なぜその独自性に至ったかを、明確に示すこと。
商品のサイズやスペック、代表や役員の経歴、スキルといったものも、選ぶ際の加点対象となります。
感情面は、独自の世界観やコンセプトを、About usや代表メッセージ、MVVやパーパスなどの企業理念等を通じ、そこに物語やストーリーテリングも加えて伝えましょう。
見せ方や伝え方といった感性、編集が鍵を握ります。
ここでもポイントは、”please be true”。
多少の演出や軽度の加工は問題ありませんが、誇張しすぎや元々が分からなくなるレベルの重加工は厳禁です。
お客様の声や口コミを掲載する際も、生成AIを疑われるような表現や、よく見かける素材写真を使うのは「どうせ、嘘でしょ」と思われるので、要注意。
また、伝えたい相手や第三者が「鼻につく」と思うような、嫌味に受け止められそうな強みアピール、やたらと「No.1」や「業界初」を掲げるようなやり方も、大きな減点を食らってしまいます。
USPやMVV、実績や世界観を補強するのは、選ばれやすくするために補強すること。
それまでの取り組みをアシストすることが目的である以上、「やらない方がマシ」になるのは本末転倒です。
何事も、過ぎたるは猶及ばざるが如し。
“please be true”で、素直かつ在りのままでいきましょう。
“please be true”で選ばれろ
USPやMVV、世界観構築だけでなく、SEOやマーケティング、ブランディングを通じて、「自分ではない何者か」になりたい気持ちはよく分かります。
特別でない自分なんて、誰かに選ばれるはずはない。
そう思うのも、自然です。
しかし、「自分ではない誰か」を一瞬作り上げられたとしても、長続きすることはありません。
食べ過ぎて丸くなったお腹を、必死になって引っ込めることはできるでしょう。
一定期間、塩分摂取を控え、食事制限と運動によって、普段より見栄えのする体を手に入れることも可能です。
美容整形やホワイトニングによって、施術直後なら綺麗さを手に入れられるかもしれませんが、どれもどこかで限界が来ます。
ストイックなボディビルの世界ですら、チートデイが必要です。
ボディビルダーほどのストイックさがない普通の人であれば、ほどほどに頑張りつつ、時々ダラけるのが自然です。
無理をしなくても、自然と「そうなる」姿こそ、アナタの在りのままの姿です。
それを認め、受け入れる他ありません。
コレは事業活動においても、同様です。
ビジネスとして人前だから、プライベートに比べると緊張感等のスイッチを「オン」に入れることはできるでしょう。それでも、長く続いて1日8時間から9時間程度。朝はバッチリでも、夕方や夜になると多少崩れてしまっても、仕方がありません。
それを24時間365日、続けられますか?
事業活動が継続する年月分、辞めずにいられますか?
答えは恐らく、Noでしょう。
だから、”please be true”。自然体かつ等身大の、飾らない自分に戻りましょう。
自然体の自分、自然体のビジネスを選んでもらう。
適度な脱力感と、逃げも隠れもしないというその覚悟の両立こそが、「アナタならでは」の選ばれる理由に繋がるはず。
オフショットもメイキングも、魅力的に受け止めてくれる人から、選ばれましょう。
よって、4つ目のポイントは”In other words, please be true”。
自分らしくあれ。
等身大 + 軽いアセゾネ
“please be true”だからといって、人畜無害かつ無味無臭の「等身大」でいろ、という話ではありません。
素材の味を活かすとしても、軽い塩胡椒や余計な水分や油脂の除去、形の成形は必要です。
等身大でありつつ、多少は美味しく感じるキャラクターとして、魅力を引き立たせること。
やり過ぎ厳禁。
あくまでも最低限の下味、軽めのアセゾネを心がけましょう。
自分たちはどんな魅せ方、独自性を打ち出せば良いのか。
個別で詳しいことを知りたいという方や、本記事に関するご質問がある方は、是非お気軽に、お問い合わせください。
皆様からのご相談、お待ちしております。










