4月の半ば以降、「分かりやすさ」に特化したコンテンツを立て続けに発信していたので、通常の記事は随分久々な気がします。
分かりやすい分、いつものような面白味を欠いたスッカスカなコンテンツだったかと思いますが、今回からまたBLUE B NOSE(以下:BBN)らしさ溢れる記事をお届けします。
昨年、2025年の年末頃から、本格的にAIOだのAEOだの、「AI対策」みたいな話が熱を帯びて来たように思いますが、特にClaude Mythosが注目を集めた今春以降、日を追うごとに勢いが増しているような気がします。
「今すぐ対策を取るべきだ」という働きかけも、チラホラ見かけます。
何か特別なことをしたり、必死に更新するような投資をしなければ、上位表示を狙えない上に、時代にも置いて行かれてしまいそうだ、と。
それも決して間違いではないと思いますが、実際に内部SEOを意識したコードを組んだり、リリース後のWebサイトの成長を見守っている身としては、「そうじゃないんだけどなぁ」という反証、実データがチラホラ集まりつつあります。
責任を持って日々の実務、実案件に携わる身として、やるべきこと、気にするべきことがズレているんじゃないかと思ってしまうので、今回はその辺りについて、改めて整理しましょう。
目次
やることやれば、それでいい
まずは、あまりにも面白味のない話から。
ペルソナや検索意図、ユーザーインサイトやカスタマージャーニー、シナリオをしっかり見極め、そのキーワードで引っかかる競合サイトも参照しつつ、情報を取捨選択して迷わないよう設計し、自然なHTMLで実装してあげれば、何をしなくとも順位は上がります。
ドメインエイジだのサイトパワーだの関係なく、内部SEOやコード品質がよく、Core Web Vitalsまで気を配れていれば、特別な施策は必要ありません。
公開直後の順位は30位とか40位だったとしても、短期間で10位以内に上がっていくことも。
実際に、昨年12月に公開した「ニューアリバンバン」さんはスタッフ写真の差し替え等は実施したものの、コンテンツの更新はほとんどしていない。ほぼ放置状態にも関わらず、狙いに行きたい「蒲田 フィリピンパブ」で5.0位、他のキーワードを含めても平均掲載順位は5.5位となっています。
今年5月下旬にリプレイスさせていただいた「シークレットジャパンS」さんも、DIYで運用していた期間がある上に、クリック数はそこまで伸びていないとは言え、頻繁な更新もない状態で「探偵 岡山」で8.4位、「岡山市 浮気調査」のようなキーワードを含めても、平均掲載順位は7.2位という状況です。
どちらも、追加のオプションなしでその結果。
仮に平均CTRが伸び悩んでいたとしても、「クリックするか否か」という勝負はさせてもらえています。打席という勝負の機会を得られなければ、どんなにご立派な仮説を立てていたとしても、PDCAサイクルもOODAループも回せません。
まずは、きちんと上位表示されること。
それが出来るか否かは、非常に大きいのではないでしょうか。
キーワードを詰め込まない。セマンティックにやりすぎない
不自然なほどにキーワードを詰め込むと、かえって損をしかねません。
そして、過度にセマンティックなHTMLにしようと、変わったタグを選んでしまうと、それもまた思わぬ減点に繋がってしまうかも。
特別なことをやって加点してもらおうとするよりは、余計なことを極力控え、引き算に徹すること。
キーワードもページも、過度に詰め込まない、分散させない。
HTMLのタグも、過敏になるぐらいなら基本的なdivやp、spanでやりくりした方が事故りません。
もちろん、構造化マークアップを通じ、著者情報を渡したり、SNSと紐付けたり、企業情報や店舗情報を提供したり、ユーザー向けと合わせたパンくず、更新日時等をtimeタグも使って検索エンジンに提供するといった取り組みも、忘れずにやっておきたい「おまじない」です。
aria-labelを丁寧に付与したり、スクリーンリーダーによる読み上げなど、アクセシビリティにも配慮したり、Core Web Vitalsを気にかけたり。そうした「加点対象」になりそうな取り組みも可能な限りやっておいた方が良いのは間違いありません。
ただ、それ以上に特別な何かを頑張ってやる必要はほぼないでしょう。
まずは、基本的な(内部)SEOをしっかりやること。
AI云々を気にする前に、当たり前のことに力を注ぐべし。
ペルソナ、インサイトの見極めが肝心
Webサイトを作る段階で、しっかりペルソナを作り込むこと。
ペルソナを作り込めなくても、競合サイトを見ながら、「どう発信すれば良いか」を把握すること。
上位表示されているサイトを見て行けば、「何を伝えるべきか」は見えて来ます。
自然な伝え方、無理のない範囲で地名や業種といった固有名詞をどう忍ばせれば良いか。
押し付けがましい感じにならないか、くどい印象を持たれないか。
そういった部分を、相手の身になって考えてみれば、それで十分です。
AIに向けて特別な準備、対策を取る必要なんてほとんどありません。
なんせ、何もしていないニューアリバンバンさんですら、”AI Assistant”(ChatGPT?)を計上できています。
botかどうかといった検証は必要なものの、少なくともllms.txtの設置はなくていいという話です。
まずは当たり前のことをやって、クリックされるかどうかといった駆け引き、そこから先のコンバージョンに至れるかどうかという仮説検証可能な状況を目指しましょう。
上位表示を狙えなければ、0クリック云々も無関係ですし……。
御託は要らない。手を動かせ
「ググる」が死語になるとか、SEOは死んだという話も、よく見かけます。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2606/12/news012.html
「ググる」が死後になるから、何なんです?
SEOが死んだとして、どうなるというのでしょう?
言い訳をしてる暇があるのなら、地道に出来ることをやり、時間を味方につけた方が良くないですか?
効果が上がるかどうかも怪しい「特別な施策」に熱を上げる暇があるのなら、一回でも多く打席に立つこと、勝負できる方法を考え、実行に移すべきです。
どこまで行っても、空論は空論。
データ、実績が肝心です。
口を動かし、言いくるめて追加の費用を出させようとする前に、やることをやる。
それだけじゃないですか?
打率も打点も、打席に立ててから
日本の野球界には、「名球会」という集まりがあるそうで。
打者なら日米通算2000本安打以上、投手なら日米通算200勝以上や日米通算250セーブ以上といった厳しい基準が設けられています。
打者、野手として名球会入りを目指そうとした場合、2割5分以上の打率だったとすると、7000から8000前後の打席が必要になるそうな。それだけの打席に立つのであれば、15年近くレギュラーとして試合に出続けなければならないのだとか。
首位打者や安打、ホームランや打点といった結果を出したいのなら、まずは打席という勝負の機会を得られること。そして試合に出続けることが何よりも大切だということです。
これは、ビジネス、Webマーケティングにおいても一緒でしょう。
勝負する機会を与えてもらわないと、失敗も成功も、何も始まらない。
成果というヒット、売上や利益という打点を積み重ねる以前の段階で、可能性を潰されてしまいます。
まずはやるべきこと、凡事徹底して上位表示を目指すこと。
その上でクリックやコンバージョンを巡る駆け引きを制すること。
BBNなら、情報をちょっと整えるだけで、それが叶えられます。
規定打席到達、あるいは、その先にあるシーズンごとのタイトル獲得や名球会入りを目指し、まずは勝負の機会を得てみませんか?
上位表示だけじゃ意味はないけど、意義はある
上位表示されただけで、クリックに至らない。
検索流入があったのに、コンバージョンに至らない。
コンバージョンに至ったのに、利益や成約に結びつかない。
確かに、ただ上位表示されるだけでは、何の意味も持たないかもしれません。
ただ、検索に至らない、あるいは上位表示されることがなければ、勝負する機会すら得られません。
チャンスを得た上で、試行錯誤という次の勝負に集中できる。
一軍で出場機会を得る、レギュラーに定着するという意義は、十分あると言えるのではないでしょうか。
サイト公開直後から、特別な施策がなくても打席に立ち続けられる。
それもまた、BBNの確かな強みと言えるでしょう。
チャンスが欲しいなら、BBN
潤沢な予算をかけ、AI対策も含めた特別な処理を加えたところで、打席に立つに至らないことも多々あります。特別なことをしなくても、時間と共に上位表示できるというのは、意外と簡単じゃないようです。
私たちとしては、当たり前に情報を整理し、いつも通りにコードを組んだだけなのですが……。
クライアントも私たちも、無理なく上位表示を目指せるBBNと共に、Webサイト制作やWebマーケティングに取り組んでみませんか?
調子が良ければAIにも引用してもらえるかもしれません。
自分たちの商材、Webサイトでも同様のことができるのか。
興味がある、試してみたいと思われた方は、いつでも気軽にお問い合わせください。










